9月に入って最初の日曜日。朝からは、ちょっと用事があって、昼3時。真夏のような日差しの照りつける中、ロードを駆って走り出した。走れば、頬にあたる風は涼しくて気持ちいい。着実に季節は秋に向かっているのを感じながら、いつもの走りなれた自転車道に沿って北へと向かった。飛鳥川、富雄川、秋篠川に沿って自転車道を北へ、そして平城京へ到着!
大極殿の復元もほぼ完了したのか、作業用の大屋根が半分くらい外されていた。いよいよ「平城京遷都1300年」の開催が迫ってきた。確か、年明けそうそう1月1日から開幕だったっけ?
県庁前から、猿沢池方面へ曲がり、奈良町を抜けて帰ろうかとしたそのとき。前輪から「プシュー」と空気の抜ける音。「やってもたー」
実は家を出発する時に、前輪の空気圧がちょっと少ないかなぁとは思っていた。でもそのまま出発。空気圧が低いと、パンクしやすいので道路のギャップなどに注意しながら走っていたのに(T_T)
ひとまず、パンク修理に必要なものは持っているが、自宅以外でパンク修理はしたことがない。ちょっと焦りながら、パンクした前輪を外し、チューブを取り出す。少し携帯ポンプで空気を入れてみる。幸いすぐ穴が見つかった。穴というか5ミリぐらい、チューブが避けたような感じの穴が・・・。
穴にパッチを貼り、空気を入れてみる。が、空気が入らない。いくらポンプを繰っても入らない。なぜ?焦る。そうこうしているうちに、バルブの先を曲げてしまった。どうしようか?輪行袋は持ってないし、おまけに財布の中はほとんど空だった。
そして僕は途方に暮れる。「え、ええーい。こうなったら歩いて帰るか!」いつか着くだろう。世の中には、60歳にして、マラソンとヨットで世界一周しているひとや24時間で126kmマラソンを完走した女性もいる。男44歳奈良→橿原20kmちょっとかなぁ?歩けるだろ!と、パンクしたロードバイクを押しながら一路歩き出した。
でも、平均時速5kmでずっと歩いたとして、20kmで4時間。歩き出したのが午後5時を過ぎていたので、帰宅は9時か10時頃ということに・・・。
おまけにこの前、挫いて痛めた右足首が歩き出してしばらくして、また痛み出した。
午後8時を過ぎてやっと天理駅前に到着。ここまで、車なら30分で着く距離だ。橿原→天理間は以前に一度歩いたことがあるが、結構きつかった。歩き出した頃の気持ちは、どこか遥か彼方に行ってしまった。意気消沈。
「誰かにSOSを出すか。」そういえば・・・。
本日、たまたま実家に帰っていた弟(いつもは京都にいる)にSOSしてみると、天理市内のコンビニにいるとのこと。助かった・・・。最初から電話すればよかったのかも・・・?
翌日、パンクを修理してみると実はもう一つ穴が開いていた。これでは、空気は入らんわ!